エラーメッセージ「Java was started but returned exit code=13・・・」が出て起動できないとき
こんな現象
Eclipseを起動します。
すると、何やらエラーメッセージが出てきました。
「Java was started but returned exit code=13・・・」
ええっと、とりあえず「OK」押しとけば起動・・・しませんね!?
もう一度、Eclipseを起動しようとしてもこのメッセージが出てきます。何回やっても起動できません。
解決方法① JDKをインストールする
JREしかインストールしていないなら、JDK(Java Development Kit)がインストールされていないことが原因です。JDKをインストールします。
次の解決方法②にあるように、バージョンには注意してください。
解決方法② JREとJDKのバージョンを一致させる
JREとJDKの両方をインストールしている状態でエラーメッセージが表示された場合は、Javaのバージョンの違いが原因です。
JREとJDKのバージョンが一致している必要があります。
インストールされているJavaのバージョンを確認します。Windows7の場合、コントロールパネル>プログラム>プログラムと機能を開いてJavaを探します。
Javaを探すと、私の場合ですと、
「Java 8 Update 77」(←これがJRE)と、
「Java SE Development kit 8 Update 73(64bit)」(←これがJDK)
が見つかります。
JREとJDKのバージョンが一致していません。
バージョンを新しいほうに統一します。または、両方とも最新にします。
この例では、JREのほうはすでに最新だったので、JDKのほうをオラクルの公式サイトから最新の同一バージョンに更新しました。
更新が終わったら、Eclipseを起動します。
問題なく起動すると思います。
メモ
そういえば先日、Java(JREのほう)の更新をしていました(わけあって再インストールもしていました)。JDKの方はほったらかしであったために、JDKとJREのバージョン違いが発生したというオチです。
EclipseバージョンMars2 Release4.5.2で確認しました。
古くなったほうのJDKは削除せずそのままでした。JDKの更新をしたつもりでしたが、実は新規のインストールで旧バージョンはそのまま生存していました。JDKインストール先フォルダがバージョン別になっていたためです。Eclipseの起動には問題ありませんでした。古いバージョンのJavaはとくに理由がなければ削除しておくのがセキュリティ上大切です。 オラクルから公式に古いバージョンのJavaの削除が推奨されています。
古いバージョンのJavaをシステムからアンインストールしなければならないのはなぜですか。
2016年11月某日、JREのみのインストールでEclipseがふつうに起動しました。あれれ?
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