パソコン
Macの知識・困った解決のページ

M1 Mac miniを予約してから現在まで

旧Mac miniでの経験

Mac miniを2018年に初めて買いました。2014年発売モデルです。2023年の今から5年前、私はMac初心者でした。

→ Mac miniを初めて買うときに不安だったこと

そして、2020年頃から本格的にiOSアプリの個人開発を始めました。すると、Xcodeのstoryboardの表示待ちの時間がしだいに気になるようになってきました。それ以外の作業時間は別にまあこんなものかなと思っていました。シミュレータの起動もビルドの時間もハイスペック機に比べると遅いのかもしれませんが、実際に比較したこともないのでまあ別にという感じ。

ただ、storyboardの表示待ち時間だけはどうにかならないものかと思っていました。M1の発表に飛びつきました。予約購入です。

2018年に初めてMac miniを買ったときは記事にしたのですが、M1買ってからは記事にすることそっちのけで夢中でアプリ開発していました。 いつか書こうと思っていたので今書いてます。

MacBookProでの経験

実はこのM1 Mac mini購入の前に一時期だけMacBookProを所有していました。

上記のstoryboardの待ち時間を解消したかったのと、そのときの懐具合で初MacBookへの興味というのがありました。2019年モデルです。

結果、待ち時間はちょっとは変わったのか?というぐらいでなんか微妙でした。むしろ、それよりも、ケーブル類の取り回しがストレスになったために数か月くらいで処分しました。

そのMacBookはUSBタイプC(Thunderbolt)の差込口が2つのものでして、タイプAの資産ばかりだと不利に。 わかってて購入したつもりでしたが変換ハブをさして いろいろ試行錯誤して使ったものの、自分のアプリ開発のスタイルには合わないとみて断念。

以来、MacBookは購入検討の対象外です。アプリ開発目的だと。ちょっとお高い勉強代でした。

M1 Mac mini に期待したこと

私の初Mac mini(2014)での、Xcodeのstoryboardの表示待ち時間のストレス解消が目的でした。 そしてメインの開発専用機として。

M1発表時のApple公式ページを見るとXcodeのビルド時間のスピードアップが強調されていました。 個人的にビルド時間は別に興味なかったのですが、ストアを運営するApple自身が強調するのは自然な流れだと思いました。で、たぶんついでにstoryboardの表示待ち時間もアップするだろうなという勝手な予想と期待をしました。

USBタイプAの差込口もしっかりありました。2つ減ってましたが。時代の流れだ仕方がない。

そういえばM1チップとIntelチップが併売されてましたが迷うことなくM1チップを選択しました。M1チップについてはAppleがここまで強調するのならすごいのだろう、と。

この新型Macについてはいろいろネットの懐疑的な情報もチラ見はしていましたが無視して予約購入しました。

M1 Mac miniを買った感想

Xcodeのstoryboardの表示待ち時間が速くなりました。 願望が実現して感動したのを覚えています。

なので、それからひと月も経たないうちにネットニュースでAppleがすでにM1チップの次を開発中かという話を目にしたときは「え、これ以上まだ速くするの??」なんて思ったくらいでした。

それから現在まで、iOSアプリ開発に没頭できました。アプリ自体は未完成ですが。

選んだスペック仕様

Mac mini M1 メモリ16GB ストレージ512GB

Apple公式 Mac mini (M1, 2020) 基本仕様

公式でなんだかメモリは8GBでもすごいみたいに書いてありましたが、開発なら当然16GBだろうという固定観念で決めました。

ストレージは私の初代Mac mini(2014)が256GBだったときの経験を踏まえて余裕をもって512GBに。

AppleCare+にも初めて加入。なんか電話質問もできるということで。 ちなみに加入してから今年で期限切れになるのですが、これまでとくに質問したこともなくトラブルも発生せず。安心安全のお代金でした。やっと最近、疑問に思うことが出てきたので使うかも。

購入前に考えておくこと

→ Mac初心者だった頃の話 Mac miniを初めて買うときに不安だったこと

キーボード・マウス・ディスプレイの準備

Mac miniを買うと本体以外は電源ケーブルしか付属しません。

キーボード・マウス・ディスプレイは自分で用意します。すでに手持ちのものがあれば安く済むという訳です。

Mac miniの本体以外はApple純正品でなくてもかまいません。キーボード・マウスはMac対応していればOKです。まだMacに慣れてなければ無線ではなく有線のほうが安心できるでしょう。

私の場合は、以前の旧Mac mini 2014年モデルで使っていたものがほとんどそのまま使えました。ディスプレイ接続ケーブルだけを新しく購入しました。

ディスプレイ接続方法をどうするか

ディスプレイにどうやって接続するかは事前に考えておく必要があります。2通りあります。

①HDMI
これについてはもう説明不要かもしれません。 HDMIケープルは付属していないので、なければ自分で用意します。
②Thunderbolt

M1 Mac miniのThunderbolt規格は3です。USBタイプC形状です。こちらもケーブルは付属してないのでなければ自分で用意します。

M1 miniにつながったもの・購入したもの

Apple公式サイトから購入したもの

ほかのお店で購入したものでつながったもの

そのほか

M1 mini 二台目の購入

のちに予備機としてM1 mini 二台目を購入しました。

開発目的でサブ機が欲しいなと思いつつも先延ばしにしていたのですが、 2022年の4月頃に円安で値上げするような気配が漂っていたことを機にあわてて買いました。

性能としては上記のM1 メモリ16GBで私は満足でした。サブ機は とくに深くは考えずに最安構成で。M1 Mac mini メモリ8GB ストレージ256GBを購入しました。 メインのM1 miniと同一の開発環境を維持していろいろと実験目的で。

ここからはメモリ8GBの感想です。

「なんだ8GBでも十分じゃん」

OSやXcodeのバージョンを16GBのメイン機と同じにしました。そしてメイン機と同じ調子でこのサブ機でもふつうに開発を進めました。storyboardもとくに問題なし。たしかにメモリ16GBに比べると多少の差はあるかなといった感じでしたが 、別にまあ許容範囲内でした。

「8GBだからまあ仕方ないか」

しかし、だんだん自分のアプリ規模がでかくなってきたせいか、いわゆるレインボーカーソルが気になるようになりました。storyboardも何度か表示待ちの時間に悩まされるようになりました。とはいえ、なんの問題もない時もあり、気まぐれかな?Xcodeのバージョンによる挙動の問題だったのかも今ではよくわかりません。たぶん他に開いていたブラウザとかアプリの使用状況が原因かな?

「8GBではいかんな」

そしてとうとう決定的な出来事が起きました。「メモリ不足」画面なるものをMacではじめて目の当たりにしました。キャプチャは撮り忘れたのですが、そのとき何のアプリを同時に使っていたのかをメモしていました。

  • Xcode +シミュレータ一 1台
  • GIMP
  • Firefox
  • Finder

GIMPが怪しい気はします。メイン機ではさほどGIMPいじってなかったものでして。あと、自分のアプリ規模のせいもあるかと思います。とにかくふつうに開発していて「メモリ不足」の画面が出たのは私にとっては勉強になりました。やっぱり開発するなら16GBだなあと。そしてM1で最初に16GBを選んでおいて良かったなと。

M1 mini 二台目の買い換えを検討

2022年秋頃です。

サブ機にしていたメモリ8GBのM1 Mac miniを買い替えようと考え始めました。メモリを16GBへの買い替えです。

しかし、M2 miniがそろそろ出るんじゃないかと。出るなら気になる。出るなら売却資金をM2に回そうかな。いやまだかな? とりあえずこのM1 mini 8GBを値段のつくうちに処分しようかと。しかしM2 発売されなかったらどうしよう?発売されるまでサブ機なしで開発するか。あきらめてM1 16GBをさっさと2台目買うか。M1 16GBには満足です。何の不満もありません。 さてどうしよう。M2 miniはいつ発売されるんだろう?ああ気になる。あああ。

ネットで情報収集を始めました。Appleの初売りイベントというのを初めて知って2023年はじめてチェックしました。M1 Mac mini ありました。悩んだ結果、スルーしました。M2が出るとしたら春?なんてことに期待しました。根拠は内緒。しかし、M2 mini出なかったら初売りでM1 16GB買ってたほうがお得だったという笑える落ちに。ちょっとした賭けでした。

また、M2が出ることを期待してM1 8GBの買取価格も調べ始めました。去年に値上げされた分、買取価格も上がった?これについてはそれ以上は調べなかったのですが、まだけっこう高く売れるんだなと思ったので8GBの処分のための準備も少しずつ始めました。

すると、なんとこの1月中旬にM2 Mac miniの発表がありました。思い返すと M1発表の時は迷わないラインナップだったのですが、今回おおいに迷いました。 そして選択しました。

続きは こちら M2 Pro Mac mini の予約で考えたこと

その他の記事

Macでかな入力する方法

最新 M2 Pro Mac miniの予約で考えたこと

Mac miniを初めて買うときに不安だったこと

更新 購入前に考えておくこと、購入したもの追加
作成