Zenfone Max M1のバッテリー交換
こんな状況
AndroidスマホZenfoneのバッテリーが夏場に何度か熱くなったのち電源が入らなくなりました。見た目はとくに膨張もなく。 バッテリーが死んだのか、あるいは内部が故障したのか。他サイトや動画をいくつか見ながら自力でバッテリー交換を試みました。
もし数年後、また交換する機会があったらどうせ忘れているに違いないので備忘録として。
対象の機種
ASUS Zenfone Max (M1)。検索結果にもよく出てくる機種名(?)は、ZB555KL。←なぜか本体には記載がありません。
モデル名(?)はASUS_X00_PD。←これは本体の裏側に記載あり。
ちなみに使用は4年目でした。
新しく買ったもの・すでに持っていたもの
1.ASUS純正バッテリーと専用工具セット
ネットで買いました。AmazonやYahoo、楽天などで入手できます。
画像リンク先は類似のセット商品です。
純正のバッテリーは商品画像に「ASUS」の文字が入っています。Amazonにはもうほとんど在庫がない?
バッテリーは互換ではなくメーカー純正のものがおすすめです。純正じゃないと交換に成功しても電源が入らなかった場合に問題の切り分けができないからです。
専用工具はどれを見ても一見安物ではありますが、なんとか交換作業はできました。
2. 裏ぶたオープナー
画像リンク先は類似品です。
カバーを外すのに使いました。ハンマーみたいなので頭をたたきます。要するにマイナスドライバーや「きり」の代わりです。腕時計の電池交換用に使っていたものですがこれが非常に役に立ちました。
他サイトや動画だとアイロンを使って丁寧に時間をかけるみたいですが、面倒だったのでこれを使いました。本体に少々傷がつくのを承知で。
専用工具セットの各用途(結果論)
最初はとりあえず専用工具セットさえ買えばどうにかなるだろうと思っていました。 いざ届いたら私が購入したものは説明がなかったのでちんぷんかんぷんでした。いくつか他サイトや動画見てたら次第にわかるようになりました。
で、作業した結果、それぞれ実際に何にどう使ったのかという備忘録です。おそらく機種や工具セットの種類によって若干異なるかと思います。
プラスドライバー3本
3本のうち1本はまったく使わず。つくりがチープなので、もし年に数回も交換するようならもっとしっかりした材質のドライバーが必要だなと思いました。一時しのぎなら十分です。
マイナスドライバー1本
マイナスのねじの箇所は見当たらなかったのでその用途では使わず。粘着テープに張り付いたバッテリーをてこの原理ではがすための棒として使用。
青い色の三角形のへらみたいなの2種類
本体カバーを外す作業で必須。すきまができたらこれを差し込んでいったん休憩します。
青い色の棒へら2種類
もとのバッテリーと本体を接続しているコネクタを本体から外すのに使用。
最初はこれでカバーを外せるものと思って数分がんばっていました。無理だった。
吸盤
最初はこれでカバーを外せるものと思って数分がんばっていました。無理だった。
ピンク色の妙な形のシート
いつ使うものなのかと不思議に思っていました。もとのバッテリーをやっとのことで外したときになるほどなあと思いました。色が違いますがバッテリーと本体を接着させる両面テープですね。元のやつをはがさずにそのまま再利用したので結果的に未使用。
交換手順
メモです。ほかのサイトや動画でも言及されているのでいくつか補足みたいなものです。
1.SIMスロットを抜く
省略
2.本体カバーを外す
最初、カバーを外すのが困難だったので軽く絶望していました。きりの代わりに思いついたのが腕時計用の裏ぶたオープナーです。先端をカバーのふちに当ててハンマーみたいなので叩きます。するとすきまができます。本体に少々傷がつくのを承知で。
すきまができたら三角形のやつを差し込んで外していきます。必要に応じて手袋や軍手など用意して指のけがには注意。
ある程度外していくと、パキって音がしてヒヤっとましたが、結果的に何事もありませんでした。←指紋認証のコネクタが外れた音でした
3.上半分をおおっている黒いカバーを外す
プラスねじをいくつか外していきます。ひとつだけセキュリティシールみたいなのが貼られている箇所があるのでそれをはがしてから外します。
4.バッテリーのコネクタをはずす
マイナスドライバーなどの先をコネクタの下からあてて押し上げるようにして外します。
どこのコネクタか不明な場合は新しいバッテリーと本体のバッテリーを見比べます。
写真ははずしたあと。
5.バッテリーを本体から外す
粘着テープに注意してマイナスドライバーなどで押し上げます。
下は外したあとの様子
以降の手順は割愛。
無事に新しいバッテリーで電源が入りました!
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